ほびあに覚え書き

キッズアニメ・ホビーアニメの分析考察をまとめていこうと思います。気が向いた時に書きます。

レベルファイブ日野晃博が描く王の器〜女王の成長物語として見るメガトン級ムサシ〜

去る2023317日、テレビアニメ『メガトン級ムサシ』全28話の放映が終わった。


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私は20223月から約1年間このタイトルの公式アンバサダーを務めさせていただき、スタッフの方々や、時には株式会社レベルファイブ日野晃博社長から直接制作の裏側をお聞きすることもあった。同時期に放送されていた他のアニメやコロナ禍の影響もあり何度か放送延期も挟んだ中ではあったが、まずはそのような状況下においてアニメ作品として高クオリティを追求し、最終話まで走り抜いたスタッフの方々や関係者の方々、そして日野社長に心からの敬意を表したい。

 

日野社長によれば『メガトン級ムサシ』の物語はゲーム『メガトン級ムサシW(ワイアード)』、そして漫画の媒体に移って続きが描かれるそうだが、まずはテレビアニメが最終話を迎えた区切りとして、そして公式アンバサダーとして最初で最後の私なりの作品への考察を、長年レベルファイブ作品を追ってきた視点から述べていきたい。

以下、日野晃博社長についてはクリエイターとしての敬意を込めて敬称略で記載させていただく。

 

視点としての主人公、物語の中心人物としての主人公

当ブログでも以前記事にしたことがあるが、物語を描く際は一人称視点と三人称視点の二つの方法がある。一人称視点では視点となる人物が主人公になることが多く、特に子供向け作品では視聴者が理解しやすいようこの形式であることが多い。

一方三人称視点で描かれる物語は、推理小説のように受け手が作中人物の知り得ない情報を複数の勢力から得ることができるため、与えられた情報から物語の先行きを追う楽しみ方ができる。

『メガトン級ムサシ』では、公式から提示されている、あるいは2016年の制作発表時の主人公は一大寺大和であったが、物語の進行形式は地球人と侵略異星人(ラクター)の星をめぐる対立が主軸として描かれており、また日野晃博へのインタビュー記事などでも度々「群像劇である」と触れられているように三人称形式であったと言えるだろう。

実際に物語が進行するほどに主人公大和、そして大和が所属するシェルター「イクシア」の視点以外から描かれるシーンが増えてくる。地球人とドラクターの戦いが激化する中で最も中心人物となってくるのはドラクター(現地名称・シドル)の王女アーシェム・ライアである。心優しいが世間知らずのプリンセスであった彼女はイクシアで大和と出会い恋に落ちたことをきっかけに、「シドルと地球を一つにする」という固い決意を抱き行動を開始する。アーシェムの意志と行動はやがて周囲の人々を巻き込み一つの勢力になっていく。

ゲーム『メガトン級ムサシX(クロス)』では実際に操作キャラクターが大和からアーシェムに切り替わりストーリーが進むパートも用意されている。このように、『メガトン級ムサシ』という物語は公式には大和を主人公としながらもあくまでそれは視点の一つであり、その構造を捉えるにはサーガの中心人物であるアーシェムを主軸に紐解いていくのがわかりやすい。

 

日野晃博が描いてきた王・統治者・指導者たち エンマ大王、エバンを例に

アーシェムはシドルの女王・クロウゼードの一人娘であり、唯一の王位継承者である。アーシェム自身もその事に自覚的であり、シドルと地球の和平という目的のために母クロウゼードから、そしてクーデターでクロウゼードを追い皇帝となった元家臣グリファースから、統治者の座を受け継ぎ女王となることを目指す。

アーシェムは母クロウゼードも大器と認める王位継承者という描き方をされていたが、日野晃博はそんなアーシェムを物語の中でどのように王たる者として育て上げようとしたのか。それを考えるには、日野晃博が過去に世に送り出してきた王たちの軌跡を辿るのがよいだろう。

妖怪ウォッチ』シリーズに登場するエンマ大王(煌炎)レベルファイブ作品に登場する王の中で最も有名であり、誰もが認める理想の王であろう。その生まれは『映画妖怪ウォッチFOREVER FRIENDS』などで語られており、資産家出身で強い意志を持った少年・高城イツキの魂と、先代エンマ大王(業縁)の息子で力に呑まれた妖怪・紫炎の良心が融合し、転生して誕生した存在である。『妖怪ウォッチ』シリーズにはほぼ全作品で登場しており、周囲を惹きつける豪快で明るい性格ながら、民や守るべき子供たちのことを常に第一に考え、平和な治世を築いている。対立する部下やライバルの考えさえも見通し言葉をもって諭し、時には強大な妖力を武器に自ら戦いにも赴く。そのキャラクターとしての魅力の高さにファンも多い。

レベルファイブ作品でもう1人代表的な王を挙げるとするならば、『二ノ国レヴァナントキングダム』の主人公である少年エバン・ドリスファン・ニャンダールだろう。エバンはゴロネール王国の王子として生まれ、父王の死後幼くして王位を継ぐ予定だったが、大臣・チューダインのクーデターで王国を追われることとなる。亡命の際、身を挺してエバンを守って命を落とした乳母アルフィニーの「皆が笑っていられる国を作ってほしい」という言葉をきっかけに新たな国を立ち上げることを決意する。エバンは異世界(現実世界)からやってきた青年ロウランや旅の途中で出会った仲間と共に、生まれや種族、育ちの違いにとらわれず暮らせる暖かい王国「エスタバニア」を建国するだけでなく、二ノ国の世界から争いをなくすという目標のもと他国との同盟締結にも取り組む。

『メガトン級ムサシ』の先行作品として『二ノ国レヴァナントキングダム』を読み解く際、やはり注目すべきはエバンとアーシェムの生い立ちの共通点の多さだろう。エバンは自らを追放した祖国であるゴロネール王国とも同盟締結を目指すが、その折にゴロネールの城下町を訪れたことで初めて国内に根深い種族間の差別と対立があったこと、そして亡き父ラウゼオが種族差別の解消を目指し、そのために被差別種族であったチューダインを家臣として取り立てたことを知る。エバンのこの気付きは憎しみに染まっていたチューダインの目を覚ましただけでなく、物語の終盤にかけて多国籍連合軍をまとめ上げる演説の際にも生きてくる。

アーシェムもまた、異種族である大和に恋をしたことでシドル人と地球人が同じ「人間」であるという考えを持つようになる。また物語の中盤では、シドルの敗残兵たちが暮らす墜落村で被差別階級の兵士たちと生活を共にしたことで信頼関係を築き、階級間の使役ではなく目的を同じくする同志として新たな勢力を発足させ、まとめ上げていく。『二ノ国レヴァナントキングダム』の物語を知っている方の中には、アーシェムが墜落村で演説を行うシーンでエバンの演説を想起した方もいるのではないだろうか。

 

アーシェム・ライアとはどのような王位継承者だったか エルゼメキアから考える

レベルファイブ作品で過去に描かれてきた偉大な王たちを振り返ったところで、今作のアーシェムはどのようなキャラクターとして描かれていたか改めて見ていこう。

アーシェムは和平という理想のもとに強い意志と大胆かつ献身的な行動により人々を惹きつけ、崩壊した地球でなお続く戦禍の中で人々が次期女王の器と認める王女として立ち振る舞った。だが一方で、地球人の大和に一途な恋心を抱き、逢瀬を重ねるうちに大和との幸せな結婚を夢見るような純真無垢な少女としての一面も同様に何度も描写されていた。その二つの表情は周囲の者、あるいは視聴者にとってある種ギャップのある、不完全な姿として映ったであろう。そして実際に物語の中で純真無垢な面から来る油断をグリファースに突かれ、司令官の立場であるにも関わらず誘拐される失態を犯してしまう。

アーシェムは王たる者として失格だったのだろうか。ここで再び過去のレベルファイブ作品に目を向け、失策に終わった王や指導者たちを振り返ってみる。

妖怪ウォッチjam 妖怪学園YNとの遭遇〜』に登場するエルゼメキア(エルゼ)は近年のレベルファイブ作品の中では最もエゴに走った指導者キャラクターだ。元はコーリー星という惑星の美しい女王であったエルゼだが、自我を持ったブラックホール・マゼラの襲撃を受けた際にその力を見初められ、コーリー星を人質に取られる代わりにマゼラの手下で幹部であるエルゼメキアとなって他の惑星を侵略する。地球を侵略するにあたり、明るくあどけない言動で部下の宇宙人たちと共に非道な行いを繰り返してきたエルゼメキアだが、後にその手法はマゼラの侵略を遅延させ地球に反撃の機会を与えるためだったと判明する。マゼラに意図を見抜かれ吸収されそうになったエルゼメキアは霧隠ラント=DSギャラクシーの手により自我を失う寸前に討ち取られ成仏する。

玉田マタロウを始め作中のキャラクターからは概ね「可哀想」という扱いを受けたエルゼメキアだが、客観的に見てエルゼメキアの行いは倫理的に一貫するものであったか今も疑問が残る。マゼラによりエルゼの名を失いエルゼメキアとなった時点で精神が狂っていたと言われればそれまでだが、劇中の描写からエルゼメキアは地球以前にも複数の惑星を滅ぼしているほか、メインキャラクターの中にも家族や友人を命を弄ばれた上で殺された、あるいは殺されかけた者は数多くいる。部下や傭兵の宇宙人も基本的には恐怖政治の上の使い捨てである。その上で恩赦を与えていたと主張されても納得するのは容易ではない。美談にはできない悲しき女王キャラクターであろう。

 

王たるものは個人としての幸せを求めてはならないのか? 朱夏、ロウラン、ハムナルの後悔から読み解く

物語の最終話、クロウゼードから女王の座を受け継ぎ、グリファースによって強制的に契りを交わさせられた(シドルの女王として下民兵を産むための子種を食わされた、というべきか)アーシェムは、シドルの女王として発現した強大な力でエルゼド軍を退ける一方で、自室で一人「二つの星を一つにするなんて嘘だった。大和と一緒に暮らせる世界を作りたかっただけだった、全部自分のためだった」と後悔の涙を流す。

エルゼメキアの例からも見たように、王や指導者たる者は個人としての幸福を追い求めてはならないのだろうか。否、日野晃博はそのようには考えていない。三度レベルファイブの過去作品から王たちの生涯を辿ってみよう。

妖怪ウォッチ シャドウサイド』に登場する朱夏は古き時代に妖魔界を統治していた鬼族の中でも最強の鬼姫と呼ばれた存在だ。朱夏は妖魔王の地位を継ぐ前より近衛兵の1人であった空天と恋をし、許婚の関係にもなっていた。しかしあるとき空天の正体が妖魔界の支配を狙い災いを招く妖怪・空亡であるとの流言を耳にし、騙されていたとのショックから空天を追放する。その後妖魔界を襲った空亡を退けた朱夏は王の座を継ぎ、最強の妖魔王と呼ばれながらも1人寂しい生涯を送ることとなる。

朱夏の選択は世を治める王として誤りではなかったかもしれない。だが後に空天と同じ近衛兵であった玄冬と白秋によって空天の無実が明かされ、天野ナツメとして転生した後に真実を知った朱夏は激しく後悔することになる。流言に惑わされ自らの心を否定したことで朱夏と空天の関係は崩れ、手にするはずだった幸せを掴むことはできなかった。

また、『二ノ国レヴァナントキングダム』にはエバン以外にも様々な王や統治者が登場するが、エバンを導く存在であるロウランもその一人だ。ロウラン・クラインは二ノ国と対になる世界である一ノ国=現実世界でとある大国を治める大統領であった。作中では若い姿でエバンと行動を共にするロウランだが、一ノ国ではエバンと同じくらいの年頃の息子を持つ父親でもある。しかし大統領としての責務に追われ、病に伏せる息子と過ごす時間をなかなか取れないことに後ろめたさを感じてもいた。その後悔の感情は二ノ国においてロウランと魂を共有する存在である魔導師ハムナルに利用され、徐々に精神を蝕んでいく。ロウラン自身はその強い精神力でハムナルの誘いを跳ね除けたものの、ロウランの抱える後悔が幻覚となって現れる場面は薄ら恐ろしさを感じるシーンである。

また、ロウランの同一体であるハムナルもまた本来はとある国の王であった。しかし、守護神アリシアノルスと種族を越えた恋に落ちたことをきっかけにアリシアノルスは破壊神に堕とされ、王国は崩壊する。アリシアノルスとの恋が絶対神からの罰だと考え怒りに染まっていたハムナルだが、その真実は恋をしたこと自体ではなく、アリシアノルスが守護神の立場を捨てようとしたことが罰を与えられた理由だったと知る。

これらの物語を見れば、日野晃博が描く物語に「王の責務と個人の幸福は両立すべきではない」というメッセージが込められていることはないことは明らかであろう。

 

総括 少女の幸せと王位継承者の罪 極限の世界を導く女王となった少女に降り注いだお伽話の奇跡

改めて、アーシェム・ライアという王位継承者が日野晃博によってどのようなキャラクターとして描かれていたかを振り返っていこう。

圧倒的な軍事力で瞬く間に地球を侵略し、地球人を絶滅寸前まで追いやった異星人、シドルの民。アーシェムはその王族の一人娘であった。もとより地球人との和解を主張していた彼女だが、地球人のシェルター「イクシア」に潜入した際、戦士の一人である一大寺大和に出会い恋に落ちたことをきっかけに「シドルと地球、二つの星を一つにする」という固い目標を持つようになる。決意を曲げない意志の強さと、地球人やシドルの被差別階級にも分け隔てなく接する優しい人柄は種族を問わず多くの者を惹きつけ、やがて母で女王であるクロウゼードにも王位継承者としての大器を認められる。一方で大和との恋の成就も願う純情な面も見せるが、アーシェムに恋慕を向け王の座を狙うグリファースにその純真さを利用され拘束される。和平派勢力の司令官であるにも関わらず戦闘に加担できなくなった彼女は母クロウゼードと恋人大和の死をただ見ていることしかできず、絶望のままグリファースの策に乗せられ望まぬ形でシドルの女王の座を継ぐ。

ここまでがテレビアニメ27話までのアーシェムの辿った道だが、希望に向かって進んでいたはずの彼女が終盤で一気に絶望へと叩き落とされる展開に驚いた視聴者も多かったであろう。しかし同時に、侵略者の姫という立場ながら世間知らずで、大和との恋愛で幸せを享受する姿こそ罪であり、終盤の展開はその罪に対して与えられた代償だという感想も多く見受けられた。それはアーシェム自身も28話で自戒し後悔しているとおり、侵略者の姫という生まれで背負った原罪、そして王位継承者でありながら、心のどこかでその立場を否定し大和との甘い将来を夢見たことへの当然の見返りという向きもあろう。

しかし、「二つの星を一つにする」という理想を持ち、近衛騎士だったサーザントの後ろ盾を失い一度は一人になってもなお歩みを止めず、ヴィクトやクロウゼード、墜落村の兵士たちを率いて和平派勢力を立ち上げたその姿は、まさしく日野晃博がこれまで描いてきた王たる者たちの姿に全く劣らないものであった。アーシェムは世間知らずのプリンセスであったかもしれないが、クロウゼードが「シドルの民の中でただ一人狂気に染まらなかった」と追想しているとおり、正しい理念を夢見る世間知らずさがあったからこそ、極限の世界の中で戦争を止め和平と導くという理想を持つことができた。そして現実に負けずその理想を貫く強い意志にこそ、大和やクロウゼードを含めた人々は光を見出し、希望を託すことができたのだ。

そして物語の終わりに、終戦へと向かう世界で偶然、アーシェムは戦死したと思われていた大和との再会を果たす。それは地球人もシドル人もあずかり知らぬところでの神の計画の一部、否、ただの気まぐれであったのかもしれない。ただ、私にはこの物語を書き上げた日野晃博からの、極限の世界の中で少女から女王へと成長したアーシェムへのささやかなお伽話の魔法のような贈り物ではないかと思うのだ。

『メガトン級ムサシ』の物語はこれまでのレベルファイブ作品の全体的に明るかったイメージを大きく覆すようなシビアな物語であった。しかし、クリエイターとしての日野晃博の根底にはいつも、ユーザーが幸せな気持ちになれる作品を作りたいという思いがあるとインタビュー等で何度も語られている。『メガトン級ムサシ』もその例に漏れず、ただただ因果応報の絶望の物語ではないと私は思う。この物語の続編も、アーシェムや大和、登場人物たちの願いが引き継がれ、希望を見せてくれる物語になるはずだ。

アニメ『レゴ ニンジャゴー』視聴できる動画サイトまとめ

必要に迫られたときにしか更新しないこのブログに久々に出番がやってきたようです。

 

先日、Twitterのフォロワーさんとやり取りをしていて

「『レゴ ニンジャゴー』のアニメの視聴順や解説を載せるとたまに幼い子供を持つ親御さんから感謝される」ということを聞き、

なるほどそれならばと自らもYouTube等の配信URLをリプライツリーでまとめたところなかなか想定以上の反応がありました。

そこで、より多くの方が探しやすいよう、こちらのブログ記事で改めてアニメ『レゴ ニンジャゴー』を日本語で見られる動画サイトやシリーズ順をまとめたいと思います。

なお、掲載の内容については記事執筆時点の情報であり、ご覧になる時期によってはURLが移動していたり、配信が終了している等の可能性があることをご承知おきください。

 

 

 

 プロローグ

 パイロットシーズンであり、最初にアニマックスで放送されたオリジナル版は30分2話構成ですが、2020年現在日本では30分の総集編のみ視聴できます。

youtu.be

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYDWHD1/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン1『ヘビヘビ族編』

一話30分で全13話。アニマックスで放送されたものが現在でもYouTubeレゴ公式チャンネルで視聴できます。シーズンタイトルは最近プレイリストを作成するにあたってつけられたようです。

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シーズン2『オーバー卿編』

全13話。シーズン1と同じくアニマックス版が今もそのまま視聴できます。

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2020年現在通算100話を超えてしまっている『レゴ ニンジャゴー』ですが、ひとまずはプロローグ~シーズン2までが基礎設定なので、そこまで見ればそのまま最新シリーズを見てしまってもいいかな、というのが個人的な感想です。

なお、基礎設定でも20話以上もあるのは長い!という方や、長時間の視聴は飽きがちなお子さん向けにシーズン1・2のダイジェスト版というものも存在します。30分全3話。

  • YouTube(プレイリストのうち2~4話部分)

伝説のグリーン・ニンジャ編 - YouTube

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07P62SV8W/ref=atv_dp_share_cu_r

ただし、上記のアニマックス版と比べて大ボス役の吹替が大幅に変わっており雰囲気に合っていないため個人的にはあまりオススメしません…。

 

 

シーズン3『デジタルワールド編』

アニマックスで最初に放送されたオリジナル版は全8話ですが、こちらも現在オリジナル版の視聴はできなくなっており、総集編の全5話のみが視聴可能です。

www.youtube.com

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYCTF5Q/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン4『アナコンカルト編』

全10話。シーズン4からシーズン7まではテレビ東京系列で放送されたため、DVDが発売されていたり今でも配信環境が安定していたりすることが多いです。

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https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYH91L8/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン5『ゴーストニンジャ編』

全10話。

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https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYCBBHS/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン6『天空の海賊編』

全10話。

www.youtube.com

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYCD4H3/ref=atv_dp_share_cu_r

  • Hulu(1~10話部分)

https://www.hulu.jp/lego-ninjago?detail=open

anime.dmkt-sp.jp

 

 

テレビスペシャル『よみがえりの日編』

シーズン6とシーズン7の間の話にあたる中編で、本国では60分のテレビスペシャルとして放送されました。日本でも、30分全2話に渡り放送されています。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYD4C4B/ref=atv_dp_share_cu_r

  • Hulu(14~15話部分)

https://www.hulu.jp/lego-ninjago?detail=open

anime.dmkt-sp.jp

 

 

シーズン7『時空の支配者編』

全10話。シーズン4~7と、シーズン8の冒頭までがテレビ東京系列で放送されました。

www.youtube.com

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07DYDYLJB/ref=atv_dp_share_cu_r

  • Hulu

https://www.hulu.jp/ninjago-masters-of-spinjitzu?detail=open

anime.dmkt-sp.jp

 

 


短編集『どたばた!?ウーズカフェ』

シーズン7の放映時に番外編として一回2話ずつ放送されたショートムービー。一話あたり1分ほどで全20話あります。本編ではシリアスなバトルが多いニンジャたちの可愛らしい日常が見られます。

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シーズン8『秘められた王族編』

全10話。シーズン8以降はテレビ放送が無くなり、ネット配信のみの形式に切り替わりました。YouTubeコロコロコミック公式チャンネルで先行公開後、レゴ公式チャンネルで公開しています。

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https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07NZ2GBV7/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン9『ドラゴンハンター編』

全10話。

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https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07NY3QK8M/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

シーズン10『究極のスピン術編』

全4話。

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シーズン11『炎の章・氷の章』

このシーズンから製作体制が大きく変わり、インターネット配信により適した一話15分形式になります。シーズン11は前後半で二章構成になっていました。全30話。

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シーズン12『侵略のAI編』

2020年5月現在の最新シリーズで、YouTubeコロコロコミック公式チャンネルで毎週日曜日に先行公開されています。一話15分形式も継続されています。

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 ここまで書いてきて、日本で視聴できるものだけでも既に10期以上続いていることになるのですね。長引く新型コロナウイルスの影響による自粛生活のお供にぜひ、と言いたいところですが、興味を持ってくださった方でも一気に見ようとするとやはり大変かと思います。

そこで、テレビシリーズと世界観が繋がっていないながらも、基本となる設定やキャラクターはテレビシリーズを基に再構成されている『レゴ ニンジャゴー・ザ・ムービー』から観るのもおすすめしたいと思います。

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https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B078H8TPFM/ref=atv_dp_share_cu_r

アマゾンプライム以外での配信やDVD・BDもありますのでお好きな視聴方法で探してみてください。

映画を見て、キャラクターや雰囲気を気に入っていただけたらテレビシリーズのほうも見てみてくださいね。

 

この記事が、一人でも多くの方が『レゴ ニンジャゴー』を気に入っていただける一助になれば幸いです。

レゴニンジャゴー・ザ・ムービー ロイド推しファンによるレビュー

レゴニンジャゴー・ザ・ムービー』がついに公開されました。レゴ映画としては2014年の『レゴムービー』、今春の『レゴバットマン・ザ・ムービー』に続く三作目となります。

「同名のテレビアニメもあるけど、どう違うの?」という方に本作の立ち位置を簡単に説明しますと、『レゴムービー』にカメオ出演していたキャラクター「グリーンニンジャ」のスピンオフとなります。グリーンニンジャの出身作品が現在日本でも放送中のアニメ『レゴニンジャゴー』であるため、元のアニメと同じ名前のキャラクターでありながら『レゴムービー』の延長線上で展開される、いわばパラレルワールドと考えてよいでしょう。

 

画面に映る世界の全てをレゴで表現した『レゴムービー』、レゴだからこそできる越境ヒーロー大戦を実現した『レゴバットマン・ザ・ムービー』に続き、今作はレゴによってスタントさながらのアクションシーンを表現することに特に力が注がれています。本作のおすすめポイントを挙げるだけでも、

・ダイナミックに暴れ回るレゴロボット同士の戦闘

・カンフーを基にしたハイスピードで縦横無尽のミニフィグによるバトルアクション

・戦隊もののように個性豊かでキュートなニンジャたち

・レゴ映画前二作からの継続テーマである父と子の融和

と列挙にいとまがないのですが、その中でもテレビシリーズのファンとして

・オリジナルのテレビシリーズがあるからこその『レゴニンジャゴー』という物語の積み重ね

という点に非常に心が打たれました。他の見どころは熟練の映画ファンに任せ、今回はテレビシリーズからのニンジャゴーファンとして、そして主人公・ロイド推しのファンとして、この点に絞ってレビューをしていきたいと思います。

 

1、テレビシリーズでこれまでに語られてきたロイド

本映画の主人公であるグリーンニンジャ=ロイドは、テレビシリーズではパイロットムービーに続くシーズン1より、ガーマドン卿(日本版においては、地上波放送されたパイロットムービー総集編よりブラックガーマドンと訳される)の息子、ガーマドン小僧として登場しました。悪党養成学校で育ち悪の帝王である父親に憧れていた彼ですが、カイたちニンジャに保護され、ウー先生に諭されたことで生来の優しい心を取り戻し、やがて伝説に予言されたグリーンニンジャとして悪の父親と戦い世界を救う運命を託されます。グリーンニンジャとなったことにより、ロイドは短い子供時代を終え、仲間やウー先生、再会した母親に見守られながら身心ともに伝説のニンジャとして成長していくことになります。

父親を救い出してからのロイドは次第にチームのリーダーとして、ひいては師匠のウー先生のようなニンジャの先生になるため技や心を磨くこととなります。その過程では、ようやく善の心を取り戻し親子としてやり直そうとしていた父・ガーマドンや、最新シリーズではウー先生をも失ってしまいます。最年少のリーダーでありながら導き手を失ったロイドですが、仲間たちを率い、時に支えられながら伝説のニンジャとして歩んでいく姿が示唆されています。

 

2、映画の主人公として再編されたロイド

テレビアニメで壮絶な人生を生きるロイドに対し、映画でのロイドは初めから仲間たちと同い年であり、ごく普通に学校に通う高校生です。ブラックガーマドンが父親であるせいで街中から嫌がらせを受けていたり、秘密のニンジャとなって戦っている一面はありますが、伝説や言い伝えを背負ってもいなければ、ニンジャとしての戦いも学生らしくクラブ活動のように生活の一部分のみであり、ウー先生のように言えば心技体ともに未熟そのものだったでしょう(尤も、それは彼が普通の高校生として暮らしている以上当然なのですが)。

しかしその未熟さが父親に対する怒りと衝突したとき、ロイドは大きな過ちを犯し、世界で唯一の友達だった仲間たちからの信頼も失いかけます。過失を取り戻すためロイドたちはレゴで作られた箱庭を出ていくことになりますが、同時にそれは伝説のニンジャとして成長するための、また父親を理解するための旅ともなるのでした。

 

3、テレビアニメと映画のロイドの共通点

境遇の全く違う二人のロイドですが、大きな共通点が2点あります。

一つはこの物語がロイド・ガーマドンという少年が精神的に、もしくは身体的にも未熟だった状態から、伝説のニンジャとしてチームを率いるリーダーとなるべく成長していく物語だということです。テレビアニメでは、グリーンニンジャとしての特別な能力を操るため、巨悪に立ち向かうため、また仲間たちと共に戦うための強い心を身に着けていきました。映画では、仲間の力を引き出すため、父親を理解し歩み寄るための聡明さを身に着けたことから、自らがあらゆる存在を受け入れ繋げるための「命」のピースであることを知りました。

二点目はロイドが父親との繋がりを求めていることです。幼い頃は父親に憧れ、対決を目前にしてもなかなか迷いを拭えないほどに父親を慕っていたテレビアニメのロイドに対し、街を破壊しそのせいで周囲から嫌がらせを受けていることから父親を毛嫌いしている映画のロイドは一見相反するように見えますが、その怒りの底には、冒頭でガーマドンに自分への未練があるのではないかと期待している様子から見えるように、父親に傍にいてもらえない寂しさや悲しみの感情があることがわかります。そして物語のラストでは「ただ一緒の時間を過ごしたかった」と感情を吐露し、ガーマドンとの和解を果たすこととなります。

 

4、映画であることによるキャラクターへの救済

以上のように見ていくと、本映画が『レゴニンジャゴー』という子供たちに人気のテレビアニメの物語の重要な要素を抽出し、子供だけでなく親子で見ることを想定したレゴ映画としてまとめ上げられたものであることがうかがえます。しかし、単なる総集編ではなく、『レゴバットマン・ザ・ムービー』が過去のバットマン映画へのリスペクトをふんだんに含んでいたのと同じように、テレビシリーズの裏の物語としての側面も持っているのです。

例えば、テレビシリーズではロイドは父・ガーマドンと親子としての時間を十分に過ごす前に別れなければなりませんでした。しかし映画では母・ミサコと共に幸せな家族としてやり直していくエンドとなっています。同じように、テレビシリーズでは望まずして悪になったことから家族と共に暮らすべく世界を悪に染めようとしていたガーマドンも、映画ではロイドの努力により、ありのままで家族と共に暮らせるようになりました。

このように、テレビシリーズでどうしても救われなかった部分が救済されているキャラクターは他にもいます。テレビシリーズでは幼少期に父母が行方不明になったことから人一倍承認欲求が強く独りよがりになりがちだったカイが仲間を熱く思いやれる性格になっていたり、現在は天涯孤独のゼンにロボットの母親までできニンドロイドとしてのびのびふるまっていたり、家業であった音楽やダンスが苦手で父親との間に壁を感じていたコールが音楽とニンジャ業を両立するキャラクターになっていたり、などです。

本映画ではテレビシリーズと容姿が大きく違うキャラクターも多いですが、そこには『レゴムービー』のスピンオフという設定以外にも、あり得たかもしれないifの姿、裏側の姿としての意味も込められているのかもしれません。

なお、原作アニメファンとしてはこうした理由から、テレビアニメと同じ声優陣がメインキャラを演じている吹替版を強くお勧めします。5年間ニンジャたちと歩みを共にしてきた演じ手だからこそ表現できるキャラクターの深みがあるように思うのです。

 

5、テレビアニメ次期シーズンのロイドへ寄せて

ここからは推測ですが、映画のロイドが父親との問題を乗り越え、伝説のニンジャとして成長した姿だとすると、逆にテレビアニメにもフィードバックされるものがある可能性があります。

今年7月のサンディエゴコミコンにて、テレビアニメ制作スタッフより次期シーズン8では作中時間の経過によりロイドの容姿が変わると予告されました。YouTube公式チャンネルでは、このとき発表された予告映像が公開されています。

最後にマスクを取ったロイドと思しき青年の容姿は映画でのロイドそっくりです。スタッフの言葉と合わせて解釈すれば、現在のテレビアニメのロイドが成長しこの容姿になると想像できます。

現段階ではこれ以上の情報が公開されていないためこじつけの部分もありますが、ここから読み取れることがあるとすれば、この容姿になったロイドは、父親と別れた悲しみを乗り越え、師匠のウー先生がいなくても仲間を導けるほどにリーダーとしても成長した姿なのではないでしょうか。

 

映画でもアニメでも、ロイドは辛い境遇に置かれながらも、自らの使命を果たすことに一生懸命な優しい一人の少年です。次期テレビアニメで立ち向かう試練でも、大切な仲間と共に強い心でいてほしいと願わずにいれません。しかし、まずはファンとして、映画の主人公という大役を務めたことにお疲れ様と言いたいと思います。

『レゴ ニンジャゴー』16話に見る主人公視点の変化

今年春より放送されている『レゴ ニンジャゴー』が面白いです。ハイスピードなシナリオと個性的なキャラによる掛け合いがとても魅力的で引き込まれてしまいます。

このアニメ、4月からの地上波放送はシーズン4からという強気ぶりだったのですが、実はシーズン1・2はYouTubeの公式チャンネルで無料で見ることができます。

 

さらに、4月から全10話放送されたシーズン4はGyaOにて期間限定無料配信中とのこと。

gyao.yahoo.co.jp

なお、プロローグとシーズン3は現在公式チャンネルで非公開になっているようです。シーズン3は地上波で全5話の総集編が放送されましたが、早く日本語でオリジナル版を見たいものです。

 

さて、地上波では第16話からシーズン5が放送されていますが、シーズン5では序盤からキャラの関係が大きく変化してきます。

伝説の救世主であるグリーンニンジャとして活躍してきたロイドが、ゴーストニンジャ・モローに取り憑かれ、敵になってしまいます。この事態に、四人のニンジャ・カイジェイコールゼンと仲間たちはどう立ち向かうのか…というのが今作のストーリー。

ここで、それまで中心となってきたロイドと、兄貴分的立ち位置のカイで主人公視点の転換が行われるのですが、その展開が非常に鮮やかなのです。

 

シーンの構造を見ていく前に、ロイドとカイの物語中の立ち位置を整理しておきます。

ロイドはプロローグとシーズン2のボス・ガーマドン卿(シーズン3以降はガーマドン先生)の息子で、シーズン1にて四人のニンジャたちを困らせるイタズラ好きの子供として初登場。その後シーズン2にて伝説のニンジャとして覚醒し、シーズン2後半からはロイドを中心にした物語が展開されていきます。続くシーズン3・4を通して名実共にニンジャたちのリーダーとして成長していきました。

一方カイはプロローグからの主人公で、物語はカイがウー先生と出会いニンジャになることを決意するところから始まりました。キャストクレジットでもいちばん上ですし、性格も熱血タイプ。しかもなんといっても赤という主人公カラーの担当ですから対外的には主人公に見えます。しかし実情としてはややヘタレな性格もあり、上述したように物語の中心は(シーズン3のメインだったゼンを除き)シーズン2後半以降ほぼロイドにあったと言えるでしょう。

このアニメの驚くべきところは、このことが作中でメタ台詞として実際に言われるところです。そしてそのメタ台詞こそが今作の主人公視点の転換の大きな鍵となります。

 

『レゴ ニンジャゴー』16話において、モブ警察官二人による以下の会話があります。

「なあ、もしニンジャになれるなら誰になる?」

「決まってますよ、カイだ。だって主人公でしょ?」

「違う、メインはロイドだ」

いきなりメタ台詞が出てきたことにも驚きなのですが、ここで悲しいまでにカイが主人公であることが否定されてしまっています。ここだけ聞けば、哀れカイよ…となるだけなのですが、この台詞が後のカイの行動を引き立ててくるのです。

 

もう少し詳しくこの台詞の構造を見ていきましょう。

前述のとおり、いくらカイが主人公的要素を持つとはいっても、前シリーズまではロイドが中心となって活躍していたため、視聴者の視点もロイドにあります。16話冒頭でも任務の指揮はロイドが執っていたため、エピソード単位で見てもロイドの視点を通して物語が進んでいたと言えるでしょう。

しかしそこに唐突に「主人公はカイではなくロイド」というメタ台詞が挿入されます。このメタ台詞によって視聴者の視点は感情移入を断ち切られ、俯瞰レベルにまでバックさせられるのです。いわば主人公や敵味方が誰なのかということを、キャラクターをフラットに眺めることができる視点です。

この台詞の直後、ロイドはモローに取り憑かれます。一旦味方ポジションから消え、主人公からも下がることになります。

 

そこからシーンはカイたち四人に移ります。ウー先生のカフェの開店を宣伝していた四人ですが、突然エレメントパワーが使えなくなり、大急ぎでウー先生たちのもとへ。そこでモローに取り憑かれ敵となったロイドに襲われますが、全員がその場を脱出しようとする中でカイだけが取り憑かれたロイドを助けようとします。

ロイドが幼い頃から修行の相手をしてきたカイは、16話冒頭では父親と別れ寂しがっていたロイドの傍にいることを約束しています。誰よりも仲間を想い、危険を顧みずに仲間を助けようとするカイの行動は主人公そのものです。このカイの主人公らしい行動で、今作の主人公がやはりカイであることが視聴者の意識として確認され、主人公視点の移動が完了するのです。

メタ会話一つで面白がらせながらも自然に主人公の転換を行う。非常に鮮やかな手腕です。

 

このように一見ギャグのような台詞が実は伏線になっているというのは、直近だと『プリパラ』23話の大神田グロリア校長の「プリ券をチョキる」という台詞と同じギミックです。ただ、主人公が誰かというセンシティブで構造レベルにまで寄る話を、それもメタ台詞で演出するということは簡単にできることではないでしょう。キッズアニメの伏線演出として理想形と言っても過言ではないかもしれません。

 

『レゴ ニンジャゴー』シーズン5では以上の主人公視点の変化から、仲間想いながらも気負いすぎてしまうカイにフォーカスしたストーリーが展開されるのではないかと見ています。さらに17話で明らかになったゴーストの弱点とカイの妹・ニャーのウォーターエレメントの覚醒など気になる話が目白押しです。まあロイドくんファンとしてはいつロイドくんが戻ってくるのかが気がかりなのですが、毎週楽しみに見ていこうと思います。

はじめに

前々からツイッターで長文投稿したの後から見返せるようにまとめたほうがいいよな~と思ってたんですけどいい機会なのでブログにまとめることにします。

 

主に地上波で放送された男児アニメ・女児アニメの商品・メディア展開やアニメの脚本考察などをやっていくと思います。よろしくおねがいします。